その他

公害 ジェノサイド 飢饉 軍用機墜落 病気 その他

公害

水俣病
場所:八代海(不知火海)沿岸
原因:
チッソ水俣工場の排水に含まれたメチル水銀
被害:認定患者約2,300人(現在も増加中)
症状:中枢神経を中心とする神経系が障がいを受ける中毒性疾患


水俣病資料館


百間排水口(チッソ水俣工場の排水口)


水俣病資料館に隣接する水俣メモリアルのメモリアルボール


八代海(不知火海)


エコパーク水俣(水俣湾の埋め立て地)にある慰霊碑


水俣病歴史考証館


チッソとチッソ附属病院が猫に百間口の排水をかけたエサを食べさせて実験をした小屋


新潟水俣病(第二水俣病)
場所:阿賀野川流域
原因:
昭和電工鹿瀬工場の工場排水に含まれたメチル水銀
被害:認定患者約700人(実際の被害者はもっと多いと言われている)
症状:中枢神経を中心とする神経系が障がいを受ける中毒性疾患


新潟水俣病資料館


資料館に展示されている資料


阿賀野川


四日市ぜんそく
場所:四日市市の塩浜地区を中心にした地域
原因:
四日市コンビナート(第1コンビナート)内の6社の工場から排出された二酸化硫黄(亜硫酸ガス)による大気汚染
被害:認定患者約2,200人(実際の被害者はもっと多いと言われている)
当初は伊勢湾の水質汚染による漁業被害もあったそうです
症状:気管支ぜんそく、ぜんそく性気管支炎、慢性気管支炎、肺気腫等


四日市公害と環境未来館


展示資料


四日市の工場地帯


イタイイタイ病
場所:神通川流域
原因:
三井金属鉱業神岡鉱山の亜鉛精錬所から流れ出たカドミウム
被害:認定患者約200人(実際の被害者はもっと多いと言われている)
症状:腎障害による栄養素の流出、ビタミンD活性化不良によるカルシウム消化障害により骨がもろくなりちょっとしたことですぐ骨折をする


イタイイタイ病資料館


展示資料


神岡鉱山の近くにある鉱山資料館


ジェノサイド

アウシュヴィッツ強制収容所
場所:ポーランド
時期:1940年~1945年
概要:
ユダヤ人(全体の約90%)、ロマ、政治犯(主にポーランド人)、捕虜等の強制収容所および絶滅収容所
被害:
死亡 推定110万人


アウシュビッツ強制収容所


展示資料


毒ガス(チクロンB。1缶の致死量200人)


犠牲者の遺品


戦後、収容所の所長が処刑された場所


毒ガス室


焼却炉


ビルケナウ(第2収容所)


収容所の中


アウシュヴィッツ平和博物館
場所:
福島県白河市
概要:アウシュビッツ収容所の資料館


外観


展示資料


キリングフィールド
場所:カンボジア
時期:ポルポト政権下
被害:約200万人(諸説あり)
概要:ポル・ポト政権下で大量虐殺が行われた刑場跡でカンボジア全土に渡って存在する

プノンペン(カンボジアの首都)



納骨堂


遺体を埋めた跡地


骨や歯が多数見つかります



当時の様子


子供を打ち付けた木

シェムリアップ(カンボジアの北西部の町)


納骨堂


遺体を埋めた穴の跡


トゥールスレン(政治犯収容所S21)
場所:プノンペン(カンボジア)
期間:1975年~1979年
被害:約17,000人(諸説あり)
概要:
約17,000人収容され生還できたのは8人だったそうです


外観(元は学校)


雑居房


収容された人々の写真


拷問道具(反革命分子であることを自供させるため。ほとんどの人はただ単に拷問苦から解放されるために嘘の自供をしたそうです)


拷問の様子


飢饉

天明の飢饉

時期:
1782~1788年
被害:餓死者90万人以上(諸説あり)


天明の飢饉で全滅した秋山郷の大秋山村跡


天保の飢饉
時期:
1833~1836年
被害:餓死者20~30万人(諸説あり)


天保の飢饉で全滅した秋山郷の甘酒村跡


東京都板橋区の乗蓮寺にある慰霊碑


軍用機墜落

横浜米軍機墜落事故
発生:
1977年9月27日
場所:神奈川県横浜市緑区の住宅地
原因:エンジン火災により乗務員が緊急脱出後墜落
被害:死亡者3名、負傷者6名、家屋20戸全半壊


横浜の港の見える丘公園に設置された愛の母子像


横須賀市長沢に設置された「鳩よよみがえれ」と題した母子像


大和米軍機墜落事故
発生:1964年9月8日
場所:神奈川県大和市上草柳
原因:離陸後にエンジン故障により失速し鉄工所に衝突し爆発炎上
被害:死亡者5名、負傷者3名


慰霊碑


町田米軍機墜落事故
発生:
1964年4月5日
場所:東京都町田市原町田の民家
原因:エンジン故障により民家に墜落
被害:死亡者4名、負傷者32名、家屋14戸全半壊


平和像


病気

ハンセン病
概要:らい菌による感染症。感染力が弱く感染しても発病することは少ないが発病すると抹消神経障害を起こす。
抹消神経障害により知覚に異常をきたし、皮膚や四股に変形を起こす。
家族でハンセン病患者がでると村八分になったり、家を焼き払われたりしたそうです。
ハンセン病患者の放置や差別について欧米からの批判を受け1907年の法律「癩(らい)予防に関する件」ができ強制隔離されることになる。
1945年頃に特効薬ができ完全に治癒させることができるようになったが「らい予防法(1996年に廃止)」のため隔離処置を行っていたため差別偏見が続いている

国立療養所長島愛生園
設立:
1930年11月20日
概要:日本初の国立療養所として誕生。


外観(入所者の多くは親族に影響を及ぼさないように偽名を使っていたそうです)


入所者はクレゾールの入った風呂に入浴させられたそうです


納骨堂(遺骨の引き取り手がないケースが多かったそうです)

国立療養所菊池恵楓園
設立:
1909年
概要:全国で5か所作られた最初の公立療養所のうちの1つ


歴史資料館


強制的に堕胎させられた胎児を供養するための慰霊碑


納骨堂


火葬場跡


かつて国は強制隔離によりハンセン病の根絶を目指していた


その他

八重山諸島と宮古島に対する人頭税
人頭税:人口に対して頭割りで税金を課す制度
各島では税金を減らすために人口削減を行ったそうです

久部良バリ(与那国島)
妊婦を約3mの岩の裂け目を飛ばせて、ほとんどの妊婦は深さ7mほどの裂け目に転落して転落死したそうです


久部良バリ


水平社博物館
場所:奈良県御所市
概要:部落差別撤廃を願い結成された水平社の博物館


水平社博物館


展示資料


遊女のなげこみ寺
場所:南千住の浄閑寺
概要:安政江戸地震で亡くなった遊女が投げ込むように葬られたそうです。
掟を破って折檻され亡くなってしまった遊女も簀巻きにして投げ込まれたと言われています


新吉原総霊塔(遊女たちの霊を慰めるために建立されたそうです)


小夜衣さんの墓
遊郭の主人に放火の罪をかぶせられ、火炙りにされ亡くなったそうです


若紫さんの墓
あと5日で年季明けで、年季明け後結婚する予定だった若紫さんが、客に自殺の道連れにされてしまい亡くなってしまったでそうです